La quoh with KIRA KARACHO
約400年にわたって代々伝わる板木に描かれた文様に宿る願いや物語を繊細な美意識と確かな技術で革小物に具現化したのがLa quoh with KIRA KARACHOです。
雲母唐長(きらからちょう)は、寛永元年(1624年)に京都で創業した約400年続く日本唯一の唐紙屋「雲母唐長」を継承。和紙に木版手摺によってうつしとられる美しい装飾紙をさし、平安時代に文字を書くための詠草料紙(えいそうりょうし)として用いられたことが起源とされます。鎌倉、室町時代の頃からは建築様式の変化に伴い、衝立や屏風、やがて襖や壁紙などの室内装飾に用いられるようになりました。江戸時代には花開き、神社仏閣のみならず、武家や公家、町人や茶人などに幅広く愛でられた文化となっていきました。
手にされた方の人生にこの文様の発するメッセージを重ねて少しでも穏やかで幸せな気持ちになっていただけることを願っております。